ホームバウルーノート【かまくらバウルー】旅焼きin青森!北の具材でホットサンド<前編>

【かまくらバウルー】旅焼きin青森!北の具材でホットサンド<前編>

【かまくらバウルー】旅焼きin青森!北の具材でホットサンド-01

いつもはキッチン、休日はキャンプ、時には登山の山メシに。
シチュエーションを選ばない、使い勝手のよさがバウルーのいいところ。

私たちもこれまで、春は茨城のキャンプ場、夏は栃木のログハウス、秋は高知の農家民宿と、日本全国津々浦々、バウルーを携え、ホットサンドを焼いてきました。

春夏秋冬、四季を問わず……

ん?

そういえば、唯一実現できていないシチュエーションといえば……

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そう、それは冬の屋外。

できれば一面の雪景色の中、バーナーの上で華麗に表裏をひっくり返してみたい。
そして熱々のホットサンドをふうふう言いながらほおばりたい。
バウラーであれば誰しも、そう考えるものじゃないですか?

でも、風吹き荒ぶ中食べるのは嫌。
着火しなくて震えるのも嫌。
となれば、これしかありません。

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雪の家、かまくら。

冬にしか見ることのできない雪景色の中、かまくらでぬくぬくしながら、アツアツのホットサンドを焼きまくる。これぞバウラードリーム!バウラーのロマン!

そんな私たちの夢、かまくら焼き(なんか土産物みたいですが)。

しかし、横手市などで作っている観光向けのかまくらはでは、中でやれることも限られており、フリーダムなバウループレイは不可。かといって雪国にかまくらを作るような土地もなく…。

どうしたらいいものかと悩んでいたのですが、なんでも言ってみるものですね。
取材で訪れた青森の老舗出版社、グラフ青森編集部が、かまくらづくりに全面的に協力してくれることになったのです。

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ということで、私たちが向かったのは青森県青森市。

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編集部の織田さんの「今のところ、雪は順調に積もっております。先週あたりから雪が多くなり、かまくらもちょっと大きく作れそうです。土曜日は雪の予報ですが、気温がそれほど低くないので、まさに『かまくら日和』です!!」

という前日のメールにテンションが上がらないわけがない。いまだかつて関東人が、東北の豪雪をこんなに喜んだことがあるでしょうか…!

青森の食材仕入れ大作戦!

また、旅焼きは、パンも具もご当地モノを選べるのが大きな楽しみ。焼く前の買いものもまた、エンターテインメントなのです。

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まず一軒目は青森駅から徒歩5分、ニコニコ通りに店を構える肉のナリタ。ショーケースをのぞいてみると、倉石牛や十和田黒牛など、ここだけで県内牛肉の完全制覇ができそうな勢いです。

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そんな精肉店だからこそ、食欲をそそる惣菜もズラリ。どれを挟んでも幸せ間違いなしのラインナップから数点チョイスしました。

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お次は「青森に来たなら、やっぱりホタテも挟まないと!」という心の声に従い、工藤帆立専門店。

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まだ生きているホタテを見れば「これ、普通に焼いても旨いよね」と思うのも仕方なし。お刺身用をガッツリ一盛りいただきます。

そして忘れちゃならない主役の食パン。青森市内にもパンの名店が多々あるものの、普段と同じくスーパーで調達したいところ。

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ということで、車を走らせやって来たのは、ユニバースとカブセンターの地元スーパー。
パン売り場では工藤パンの8枚切り一択。さらに三戸町産の洋梨、タレ、しいたけ…と、買い物カゴはあっという間に満員御礼です。

最後は焼きそば。はい、青森市といえば焼きそばなんです。幾多ある名店の中から、迷いなく向かったのは鈴木やきそば店。

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見てください、この潔いメニュー。選ぶのは量だけ。迷わないで済むのはありがたいものです。

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このお店の特徴は、鉄板ではなく中華鍋で作ること。鍋の反り返りを活かしてフライ返しで麺も具も炒めるスタイルは、腕力が弱い女性ならではの合理的な工夫です。

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はい、プラ容器から溢れんばかりのボリュームでできあがり。これで「中盛」なんですよ。

聞けば、地元の定番は焼きそば×おにぎりのコンビネーション。おにぎりも買えば、バウルーで焼きおにぎりもできますが、それは次回への楽しみに……!

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これだけ買えば、車のトランクまでも満員御礼。これだけでもかなり胸いっぱいですが、舞台はかまくらへ。そう、「いざ、かまくら!」ってやつです!

後編「【かまくらバウルー】旅焼きin青森!雪見ホットサンドに舌鼓」に続きます!

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