ホームバウルーノート群馬のブラジルタウンで”BAURU”と出会い、ブラジリアンサンドを焼く旅/その2

群馬のブラジルタウンで”BAURU”と出会い、ブラジリアンサンドを焼く旅/その2

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大型スーパー→レストラン。パスポートのいらないブラジルの旅。

今回の小さな旅のもう一つの目的は、ブラジルならではの食材を挟んだブラジリアンサンドづくり。ということで、出会いと感動の朝食を満喫した後は、ブラジル国旗が輝くTAKARAというスーパーへ足を伸ばしました。

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店内所狭しと並ぶブラジル食材。1キロ単位の牛肉の固まりや、ブラジル名物の生ソーセージ、カラフルなパッケージのお菓子に調味料などなど。数えきれないほどのアイテムに目移りしちゃいます。

でも、やっぱり外せないのはこのフランスパン。焼きたてホヤホヤのところを買っちゃいましょう。もちろん、ブラジリアンサンド用の食材もここで入手です。

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まるで天国のようなスーパーで過ごした時間は2時間弱。気がつけば時間もおひるどき。向かった先は、孤独のグルメにも登場したレストランブラジル。体内のブラジル度数を更に高めていきましょう!

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まずはフェイジョアーダ。牛肉や豚肉、ソーセージといったお肉と黒豆を煮込んだ一品は、見た目の色からは想像できないほどにご飯指向の味。ほどよい塩味がクセになります。

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こちらはケールの炒め物。青汁でお馴染みの素材だけに、苦みのイメージが強いものですが、一口食べれば、そのギャップに驚きを隠せません。シャキシャキの食感と香ばしく爽やかな味がクセになります。

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そして、なんといっても主役はシュラスコ!大胆に串刺しになったイチボ肉の迫力に圧倒されたら、この上なくジューシーな肉汁に溺れるのが正しい食べ方です。脂の重たさがなく切れ味のある旨味は、いくらでも入っちゃいそうな感覚になります。

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食材を入手したらクルマを走らせて、焼きの舞台となるキャンプ場に到着。満点の星空の下、翌朝の焼きに向けて想いを馳せます。

朝焼けならぬ朝焼きを楽しもう!!

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翌朝、快晴。絶好のバウルー日和です!青空の下、バウルーとミニカセットコンロもスタンバイOKです。

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今回は食パンも使いますが、まずは昨日買ったフランスパンを水平方向にカット。ブラジル式のフランスパンは柔らかいので、パンナイフを使うとカットも更に楽々です。

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トップバッターは、スーパーで買ったシュラスコを大胆に。ソースと共にワサビを塗った瞬間、日本とブラジルがバウルーの中で融合しました!この上にオニオンソテーを重ねたら、食パンで蓋をします。

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あとは、片面2分ずつ焼けばできあがり!カリカリのパンに包まれた、赤身肉のエキスとオニオンソテーの甘み。ボリューム感満載のハーモニーを、さっぱりしたわさび醤油がまとめます。

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次に、朝食を食べたパン屋さん“TOMI”で買った、バカリャウが入ったコロッケとキビの入った肉団子。ごろんとした円筒形でも、ダブルを使えば潰れることもありません。

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この断面、この迫力!

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そして、もう一つのシュラスコサンド。こちらは、フランスパンでトマトとアボカドをたっぷり挟んでみました。さすがに完全にはフタが閉まらないので、表面をカリッと仕上がる程度に焼いたところで完成です!

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まるで手で具材を挟んだかのようなこの断面、ジューシーでパワフルな美味しさを、大きく口を開けていただきます!

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最後は、本家本元のバウルサンド。ハムとスライストマトにチーズを、ブラジル式フランスパンで挟んで焼けば、一口頬張るごとにブラジルへの想いが強くなります。

バウルーと小さなコンロを持ってクルマを走らせれば、それはもう小さなキッチン。ブラジリアンサンドだけじゃなく、例えば道の駅でパンや食材を調達して挟むのも楽しいものです。

現在発売中のレシピ&エッセイ本「男と女のホットサンド」でも、アウトドア向けレシピを紹介しておりますが、皆様も思い思いのスタイルで、アウトドアバウルーをご堪能ください!

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